#AMP のお話 WEBの世界では次々と新し…

#AMP のお話

WEBの世界では次々と新しいトレンドが現れては消えていくのですが、今一番影響が大きいのが「AMP」だと思います。

AMPとはGoogleが定めたコンパクトなモバイル用HTMLのフォーマットで、モバイルサイトをクイックに閲覧できることを目指したものです。

Googleの検索結果に小さな稲妻マークが出ているのがAMP対応ページで、この規格が正式に発動して数ヶ月にもなっていないのに関わらず、すでに様々なサイトがAMPに対応しています。

この動きはユーザーにとっては便利なものと言えますが、制作者にとっては余計な手間を強いられかねない、厄介なものとも言えます。

というのは、AMPの規格は非常に厳格で、これを守らないと検索結果や表示に影響が出てしまいます。

レスポンシブが流行し出した時も工数の増加に頭を抱えてしまう事態がありましたが、AMPの普及によりさらに拍車がかかりそうです。

制作者としてはAMP化の手法と工数を把握し、予算や納期への影響を織り込んで受注・制作を行う必要があります。何よりも「ついでにスマホもAMPも対応してね」という無茶振りに対しては身をもって守る必要がありそうです。

さて、Wordpressの場合はどうなるかというと、
・テーマをAMP対応に作り変える
・AMP用のプラグインを導入する
このいずれかで対応することになります。

プラグインでの対応が一番簡単ですが、何となくレスポンシブ黎明期に「WP Touch」などのプラグインで画一的なスマホサイトを作っていた頃の感覚に近いものがあります。

つまり、基本的には見た目はどれも同じになってしまいます。これはサイトオーナーとしては残念なことであるので、やはりオリジナルのAMPページを求められることになると思います。

具体的な方法については以下を参考にしてください。

jsやjQueryが使えないなど制約が大きい中、オリジナリティを出すのは簡単なことではなく、かつてのガラケーサイトの悪夢を思い出してしまいます・・・

そして繰り返しますが、業務として行う場合、こうした新しいものに対するクライアントさんへの正しい説明と理解がいっそう重要になってくるのは間違いありません。

https://q-az.net/amp-wordpress-without-plugin/
https://www.iscle.com/web-it/wp/amp-plugin.html